2012年5月9日水曜日

グローバルイングリッシュ


今、主なスケジュールとして、日中を語学に、夜の時間を専門コース(僕の場合はマーケティング)に費やしています。

日中に通っているAmerican Language Institute(以下ALI)というNew York University(以下NYU)付属の語学教育機関には、同じように”英語”を課題とした学生が各国から集まっています。

クラスサイズは10名~15名程度。
みな出身地は様々で、サウジアラビア、韓国、中国、トルコ、スペイン、ブラジル、コロンビア、台湾、リビアなど多岐に渡ります。感覚値にはなりますが、サウジアラビア、韓国の2カ国勢だけで、全体の6割程度を占めるのではないでしょうか。

聞いた話ではありますが、サウジアラビアでは国を上げて英語教育をサポートしており、国と企業の支援のもと、留学が奨励されているとのことでした。

また、韓国も、一流企業に入るための登竜門として、留学が当然のごとく位置づけられており、サムスンやLGなど、名だたる企業に入るためには、TOEICで高得点を取る事が義務づけられているそうです。

そういった背景が、学生の出身国の割合に大きく影響しているようにも思います。

一方、我々日本勢はどうかと言いますと、この中では決して多数派ではないようです。

当然、クラスの中ではこれら各国の学生と「英語」を共通言語としてコミュニケーションをするのですが、この中で驚いた事があります。

それは各国の「英語」が存在する、ということです。

皆、(当然自分も含め)まだまだ英語の学習途中にありますから、流暢とはほど遠く、自国の「クセ」を大きく引きずった「色んな英語」がクラスの中にあふれる事になります。

例えば、先のサウジアラビアであれば、There is が、ゼラリズになる。また、韓国であれば、Fの発音がPになることがある。と言ったことが例に上げられます。Coffeeであればコーピーのように。

単語一つの発音だけでなく文となった時のイントネーションにも独自色を感じます。

我々日本もクセを持っているでしょう。カタカナ英語が一例になるかと思います。各国の学生からすると、日本も変だな~と思われているに違いありません。

このようなノンネイティブの使う英語を、巷では「グローバルイングリッシュ」と呼ぶそうです。

この中でコミュニケーションを取るためには、当然この「グローバルイングリッシュ」を聞き取る必要があります。

これが中々に難しい。

もちろん、個人差もありますし、よりネイティブの発音に近づけるように皆努力していますから、先の例は大げさなのものだとは思います。

しかし、完全に「クセ」が抜けるにはきっと何年も掛るのでしょう。そんなに悠長なことは言ってられません。

ノンネイティブが英語だとして使う言語は多少なりとも各国のクセが反映されることを覚悟する必要があり、これがまさに我々が習得を目指す所の「グローバルイングリッシュ」なのでしょう。

「グローバルイングリッシュ」は、「ネイティブイングリッシュ」と比較して聞き取りがさらに難しい可能性がある、ということが、実際に体感をしてみて初めてよくわかりました。

ニューヨークは特に沢山の人種が入り交じっています。

街中でも「グローバルイングリッシュ」でのやり取りが日常です。

ゴールはまだまだ遠いですが、「グローバルイングリッシュ」の習得には最適なこの街で、各国の皆さんと一緒に切磋琢磨していきたいと思います。

次回は気になる授業の内容について、です。

乞うご期待!

(続く)